(VOVWORLD) -ベトナム北部ハイフオン市人民裁判所はマエダ・ヨシオさん(生年:1963年、国籍:日本、住所:大阪府大阪市城東区鴫野西5丁目2)に対し、以下のことを通知します。
ハイフオン市人民裁判所は原告者チャン・テイ・ビック・ゴック(Tran Thi Bich Ngoc)さん(生年:1965 年、住所:Hai Phong市 Le Chan地区 Ho Nam区 Chua Hang通り 38/133 番地)の起訴に基づき、2021年10月21日に開かれた離婚紛争事件の初審に関する180/2021/TLST-HNGĐ号の事件を受理しています。
原告者チャン・テイ・ビック・ゴックさんの起訴状によりますと、2001年、ゴックさんとマエダさんはハイフォン市の司法局で、志願的に婚姻登録を行いました。結婚してから、二人は1週間にハイフォン市にあるTrayホテルで共に暮らしました。その後、マエダさんは日本に帰国しました。当初、二人がよく連絡を取りましたが、その後、徐々に連絡が少なくなり、今は、まったく連絡していません。ゴックさんはマエダさんと何の愛情もないことに気付いていることから、ハイフォン市の人民裁判所にマエダさんとの離婚届を提出しました。
ゴックさんとマエダさんには子供がいなくて、共通の財産もないので、裁判所にこの件に関して、何も依頼していません。
2022年5月26日、ハイフオン市人民裁判所は司法委託の結果に関する司法省の2022年5月13日付の 1240/BTP-PLQT 号の公文書を受けました。これによりますと、司法省は司法委託を実施できないということです。その理由は住所は不十分であることです。
2022年6月27日、ハイフォン市の人民裁判所は229A/TA-TDS号の公文書を発布し、その中で、原告者チャン・テイ・ビック・ゴックさんに対し、国外に住んでいるマエダさんの住所を提示するよう求めました。しかし、原告者ゴックさんはマエダさんの住所を提示できませんでした。一方、チャン・テイ・ビック・ゴックさんはハイフォン市の人民裁判所に対し、裁判所の電子情報ポータルサイト、国外駐在ベトナム代表機関の情報ポータルサイト、および外国人向けの放送で通知するよう提案しました。
民事訴訟法第477条6項のCに基づき、ハイフォン市人民裁判所はマエダヨシオさんに対し、この通告を受けてから、ハイフォン市人民裁判所(住所: ベトナム国Hai Phong市 Hai An地区 Dang Lam 区Le Hong Phong通り 18号エリア )に行って、ゴックさんの提訴に関する自分の立場を表すこと、または、裁判所に自分の意見を寄せる義務があります。
本通告を掲載してから、1か月が経った後も、マエダヨシオさんが上記のことをしなかった場合、裁判所はマエダヨシオさんがいないまま、法律に従って、裁判を開くことになります。